内容
基本的事項を要領よくおさえ、病気のしくみを理解。
▶短時間で生化学の基本事項を要領よく学べるよう構成された教科書。
▶疾患の機序と生化学を関連づけた記述が特徴。
▶試験前の復習に便利!
米国でも好評を博し版を重ねている、
BRS Biochemistry, Molecular Biology & Genetics 6th ed.の翻訳である。
学生たちが、短時間で生化学の全体像、健康を支える物質の体内での流れ、各々の物質の役割など、
生化学の基礎を要領よく学べるよう構成された教科書。
章の冒頭で概説された事項が、以下、組織的に整理された項目にしたがい簡潔に解説されている。
そのほか本書では、1つの病気に対して、さまざまな角度から解説されているのが特色。
例えば、糖尿病という病気に対しては、
食餌から得られる燃料分子の代謝、シグナル伝達、糖代謝、体の一組織という4つの観点から考察されており、
身につけた基礎知識が臨床につながるよう考慮された、他にない生化学教科書である。
【 対 象 】
医学部、薬学部、生命科学系の学生
【 目 次 】
第1章 燃料分子の代謝と栄養の基本
第2章 生化学の基本:有機化学,酸・塩基化学,アミノ酸,タンパク質の構造と機能,酵素反応
第3章 遺伝子の発現(転写),タンパク質合成(翻訳),遺伝子発現制御
第4章 細胞生物学,シグナル伝達,がんの分子生物学
第5章 燃料分子からのATP産生と酸素毒性
第6章 糖代謝
第7章 脂質およびエタノール代謝
第8章 窒素代謝:アミノ酸,プリン,ピリミジン,アミノ酸代謝産物
第9章 分子内分泌学と組織代謝の概要
第10章 ヒトの遺伝学
●著●
マイケル・A・リーバーマン(Michael A.Lieberman,PhD)
医学博士。シンシナティ大学医学部 分子遺伝子学・生化学・微生物学分野 教育担当教授。
リック・ライサー(Rick Ricer,MD)
医師。シンシナティ大学名誉教授。総合医学専門。
●監訳●
近江谷克裕(おおみや よしひろ)
医学博士。群馬大学大学院医学研究科博士課程修了。国立研究開発法人 産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門長。鳥取大学客員教授。ジマー著『生命ふしぎ図鑑 発光する生物の謎』(西村書店)はじめ訳書・著書多数。
●訳●
芦髙恵美子(あしたか えみこ)
大阪工業大学工学部生命工学科/大学院工学研究科化学・環境・生命工学専攻教授。博士(学術)。
吉宗一晃(よしむね かずあき)
日本大学生産工学部応用分子化学科/大学院生産工学研究科応用分子化学専攻教授。博士(農学)。
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