『水の継承者ノリア』著者エンミ・イタランタ氏 来日イベント決定!

ノリア書影

『水の継承者 ノリア』(エンミ・イタランタ 著/末延弘子 訳)

 

 

●東京国際ブックフェアトークイベント『水の継承者ノリア』の著者が語るフィンランド文学
2016年9月25日(日)14:30-15:30
対談:末延弘子氏(訳者) 参加費:無料
サイン会は13:30-14:15 東京ビッグサイト会場内、フィンランドセンターブースでおこないます。

 

 

●北欧のディストピア小説『水の継承者ノリア』著者来日トークイベント
2016年9月29日(木)19:00-20:30
会場:ジュンク堂書店池袋本店(アクセス) 入場料:1000円(ドリンク付 / 当日会場の 4F喫茶受付で支払い)
※要予約:詳細は、ジュンク堂書店 HPをご確認ください。
http://honto.jp/store/news/detail_041000019762.html?shgcd=HB300
■対談:SF&ファンタジー評論家 小谷真理 氏
□2017年のワールドコン(世界 SF大会)の開催国フィンランドから、ディストピア小説『水の継承者 ノリア』 の著者エンミ・イタランタさんが初来日します。本書のヒロインであるノリアは“茶人”の娘。資源が枯渇し、水を隠した者は罰せられるという管理社会で、泉を守り、茶人として生き抜いていかなければなりません。なぜ、どのようにして「未来の北欧+水+茶道」という奇妙な設定の SFが生まれたのでしょうか。このデビュー作で著者が描き出したかったものとは?英語版はフィリップ・K・ディック賞やアーサー・C・クラーク賞にノミネートされました。SF &ファンタジー評論家の小谷真理さんと著者イタランタさんが、フィンランドをはじめ最新の海外 SF事情をまじえつつ、本書の魅力に迫ります。

 

 

【講師紹介】
■エンミ・イタランタ(Emmi Itäranta):フィンランドの作家、コラムニスト。デビュー作『水の継承者 ノリア』( 2012年)はフィンランド語と英語の両方で執筆し、若手作家に贈られるカレヴィ・ヤンッティ賞、フィンランドの大手出版社であるテオス社ファンタジー・SF小説大賞を受賞。フィリップ・K・ディック賞、アーサー・C・クラーク賞にもノミネートされた。

■小谷真理(こたに・まり):SF &ファンタジー評論家。明治大学情報コミュニケーション学部兼任講師。著書『女性状無意識』(勁草書房)で 1994年度日本 SF大賞受賞。著書は『ファンタジーの冒険』(ちくま新書)他。『日本経済新聞』(木曜夕刊)で「目利きが選ぶ三冊」を連載中。

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