混合研究法の基礎 社会・行動科学の量的・質的アプローチの統合

978-4-89013-480-9

チャールズ・テッドリー/アッバス・タシャコリ 著 土屋 敦/八田太一/藤田みさお 監訳

B5判・並製・292ページ

発行年:2017年10月17日

ISBN:978-4-89013-480-9

定価:本体4,300円+税

在庫あり

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内容

世界で参照されている、学術的研究方法論の教科書であり基本図書!

用語集・サンプル論文も収録。初学者はもちろんベテラン研究者まで。

【 本書の特徴 】

混合研究法は、社会科学や行動科学で用いられる量的アプローチと質的アプローチの統合を実現させる研究方法論である。
量的研究と質的研究の「統合」は混合研究法の本質といえるもので、
本書の特徴の一つは、調査研究の研究手法や方法論として量的研究と質的研究を対極に位置づけ、
その中間的特性をもつものとして混合研究法を布置することで、
社会科学や行動科学で用いられる研究手法や方法論について連続的な繋がりを示している点である。
カギとなる概念を整序しながら、抽象に傾きがちな議論を具体例を用いて、
常に基本を押さえる記述となっていることも特筆できる。
また、読者への便宜を図り巻末には用語集のほか、原書にはないサンプル論文も収録してある。

まだ青年期である混合研究法を専門に扱う文献のなかでも、
本書は世界中で読まれ、研究方法論の教科書や雑誌で引用され続けている。
学生はもとより、既に混合研究法を用いた経験のある研究者、
医療や教育の現場で生じる問題に向き合う実践家、研究指導に従事する教員など、
混合研究法に関心を寄せるあらゆる立場の方々にとって、
本書はそれぞれのレベルに合わせた「基礎」に立ち返るきっかけとなるだろう。

 

【 対 象 】

教育学・心理学・医学・社会学などの初学者からベテラン研究者まで

 

【 目 次 】

SECTION 1 第3の方法論的動向
第1章 第3の研究コミュニティとしての混合研究法
第2章 混合研究法の基礎
第3章 20世紀以前の方法論的思想
第4章 方法論の変遷―20世紀から現在まで
第5章 混合研究法におけるパラダイム問題
SECTION 2 混合研究法の方法と戦略
第6章 混合研究法における問いの創出
第7章 混合研究法のデザイン
第8章 混合研究法におけるサンプリング戦略
第9章 データを収集する前に考慮すべきこと
第10章 混合研究法のためのデータ収集戦略
第11章 混合研究法データの分析
第12章 混合研究法の推論プロセス
終章 政略、課題、今後の見通し

 

【著者・監訳者】

●著者
チャールズ・テッドリー(Charles Teddlie)
ルイジアナ州立大学教育学部Jo Ellen Levy Yates 特別教授(名誉教授)。英国ニューカッスルアポンタイン大学とエクセター大学の客員教授。25年にわたって研究手法(統計学、質的手法、ミックスド・メソッド等)の教育に携わり、ルイジアナ州立大学教育学部の優良教育賞(Excellence in Teaching Award)を受賞。執筆は主として社会学研究方法論、学校の有効性研究統計に関して多数あり、『Schools Make a Difference: Lessons Learned from a Ten-Year Study of School Effects(学校が変化をもたらす:10年にわたる学校が及ぼす影響の研究から学んだこと)』(1993、San Stringfieldとの共著)、『Handbook of Mixed Methods in the Social and Behavioral Sciences(社会・行動科学分野におけるミックスド・メソッド・ハンドブック)』(2003、Abbas Tashakkoriとの共著)など12冊の著作がある。

アッバス・タシャコリ(Abbas Tashakkori)
フロリダ国際大学教授、教育・心理学部学部長など歴任。カロライナ人口センターとノースカロライナ大学(チャペルヒル)の博士研究員。またテキサスA&M大学の客員学者でもある。30年にわたり社会心理学と研究方法論を教える。プログラム評価においても幅広い経験を持ち、John Creswellと『Journal of Mixed Methods Research(ミックスド・メソッド研究ジャーナル)』誌を創刊した。統合研究方法論に関する執筆に加え、自己認識、アティチュード、ジェンダー、民族性など、異文化・多文化分野における広範な研究論文やプログラム評価関連の論文を著している。

 

●監訳者
土屋 敦  徳島大学総合科学部社会学研究室
八田太一  京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門
藤田みさお 京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門

 

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