ブラームスとその時代 <大作曲家とその時代シリーズ>

978-4-89013-778-7

クリスティアン・マルティン・シュミット/著 江口直光/訳

A5判・上製・360ページ

発行年:2017年11月03日

ISBN:978-4-89013-778-7

定価:本体4,500円+税

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内容

革新と古典、両方の性質をあわせ持つ稀有な作曲家ブラームス。

 

欧州屈指の音楽学者がその人物像を時代背景等から読み解き、作品を分析。

ヨーロッパで活躍する音楽評論家を集めた「大作曲家とその時代」シリーズ。
待望の第4弾はブラームスの生涯と作品に焦点を当てた『ブラームスとその時代』です。
ブラームスの音楽は、形式美に富んだ古典的な側面と、
シェーンベルクが評したように革新的な面を併せ持っています。
詳細な分析を通して作品の本質を読み解くとともに、
「音楽には永遠の価値が宿っている」と考えていたブラームスの人間像を時代背景などを傍証として考察します。

 

【 目 次 】
図譜
第1章 政治的・社会的背景とブラームスの位置
第2章 ブラームスの歴史観
第3章 さまざまな曲種
第4章 変奏配列
第5章 形式
第6章 民謡と「民謡調」
第7章 歌曲
第8章 受容
第9章 資料とその伝承
資料篇・参考文献・索引 など

 

★主なメディア紹介
●音楽の友「新刊書評」 小沼純一氏 2018年1月特大号

 

〈大作曲家とその時代シリーズ〉
ヨーロッパ一流の音楽評論家陣による作曲家・作品論シリーズ。
◆既刊『ドビュッシーとその時代』(品切)、『ベルリオーズとその時代』(在庫僅少)、『ベートーヴェンとその時代』(品切)、『ブラームスとその時代』、『シューマンとその時代』

 

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著者クリスティアン・マルティン・シュミット(Christian Martin Schmidt)
ドイツの音楽学者。一九四二年、デッサウに生まれる。ハンブルク、テュービンゲン、ゲッティンゲンの各大学およびベルリン自由大学で音楽学などを、またパリのエコールノルマル音楽院でオルガンを学ぶ。アムステルダム大学の教授職を経て一九九一年からベルリン工科大学で音楽学担当の教授を務める傍ら、シェーンベルク、メンデルスゾーン、アイスラーの作品全集刊行のプロジェクトで中心的な役割を果たす。著書、論文多数。ブラームスに関しても本書の他、『ヨハネス・ブラームス』(レクラム音楽ガイド)、『ヨハネス・ブラームス 交響曲 概説、注釈、分析』(共著)などがある。

 

訳者江口直光 (えぐち・なおあき)
1964年生まれ。東京大学教養学部教養学科(ドイツ科)卒業、同大学院綜合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。愛知文教大学人文学部教授。専門分野:ワーグナーとその受容を中心としたドイツ芸術文化史。共著:『ワーグナー事典』(東京書籍)、共訳:『ヴァーグナー大事典』(平凡社)、『西洋の音楽と社会 市民音楽の台頭(後期ロマン派Ⅰ)』(音楽之友社)

 

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