内容
米国のベストセラー。問診の和文・英文併記。
米国医学界における身体診察法の第一人者による必携のテキストである。
1989年の初版以降改訂を重ね今やスタンダードとなっている。
今日の診断や治療技術の飛躍的な進歩の中にあって,
ともすれば病歴や基本的な診察は過小評価されがちであるが、
しかし,疾患の病態生理を押さえた上で必要かつ十分な診断方法を患者に提供することは,
よい医療の普遍的な要件であることに変わりはない。
本書はその意味であえてテクノロジーに依存しない旧式のアプローチを強調し,
病歴聴取と診察の技術を各章ごとに配置し問診と身体所見の「アート」を提示した。
そのほか,今日的テーマとして患者のニーズや思考に焦点を当てる上で欠かせない,
多様な文化での医療や,伝統的医療・代替医療についての理解も加えた。
900点を超えるカラーの症例写真と図説は視覚的に大変理解しやすい。待望の翻訳版刊行である。
【 目 次 】
◆第Ⅰ部 アートとしての問診
第1章 問診 第2章 患者の反応 文化的に多様な社会における患者ケア 第4章 補完・代替医療への理解 第5章 栄養状態のアセスメント 第6章 病歴をとる
◆第Ⅱ部 身体所見の科学
第7章 身体所見 第8章 皮膚 第9章 頭頸部 第10章 眼 第11章 耳と鼻 第12章 口腔と咽頭 第13章 胸部 第14章 心臓 第15章 末梢血管系 第16章 乳房 第17章 腹部 第18章 男性生殖器とヘルニア 第19章 女性生殖器 第20章 筋骨格系 第21章 神経系 第22章 身体診察のまとめ
◆第Ⅲ部 特定の患者の評価
第23章 妊婦 第24章 小児患者 第25章 高齢者 第26章 急性疾患患者 第?部 記録の活用 第27章 身体診察における診断推論 第28章 診療録 エピローグ
【 対 象 】
●医学部学生 ●大学院生 ●研修医 ●総合診療 ●救急外来 ●内科などの医師 ●看護師
【 著 】
M.H.スワルツ ニューヨーク州立大学Downstate College of Medicine 教授,MD, FACP
【 日本語版監修 】
宮城 征四郎 臨床研修病院群プロジェクト・群星沖縄臨床研修センター長
納 光弘 公益財団法人慈愛会 会長
【 監 訳 】
西垂水 和隆 今村病院分院 救急・総合内科
吉嶺 厚生 今村病院分院 救急・総合内科
成田 雅 太田西ノ内病院 内科(総合診療―感染症)
入江 聰五郎 大浜第一病院 救急総合診療科
徳田 安春 筑波大学付属病院水戸地域医療教育センター水戸協同病院 総合診療科
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